止め石

 

10月です。

今年ももう残り1/4となってしまったとかそういうのは良いんですが。

突然の涼しさ。

涼しい通り越して寒い時まである。

なんの予備動作もなく季節が変わるの本当にやめてほしいスタッフCです。

ついこのあいだまで30℃超えてましたよね?!

なんなら40℃いっちゃう?みたいなノリの日もありましたよね?!

雨模様の日なんて秋はどこへ…?と思うような寒さで、冬仕様の部屋着をひっぱり出しました。

毎年季節が変わると「去年のこの時期は何を着ていたんだっけ?」となります。

もう本当に体がついていかないので、季節の移り変わりは徐々に緩やかに行ってほしいです。

 

さてさて、話は変わりますが。

皆さん、止め石というのをご存知でしょうか?

日本庭園や神社仏閣などで見られる物です。

関守石とも呼ばれます。

茶道で使われる茶室の前にある茶庭や露地(茶庭や、茶室に通じる通り庭のことを指したりします)にて使われる石のことです。

石の形に決まりは無いようなのですが

こんなふうに四角い形をしていたり

 

 

このように丸い形をしていたり。

石本来の形を生かしたまま作られている物もあります。

だいたい拳大くらいの石に蕨縄(蕨の根っこの繊維で作った縄だそうです。耐水性があり黒い色をしています)やシュロ縄を十文字に結びつけて作られています。

この石の役割は「これより先の立ち入りはご遠慮ください」というお知らせなのだそうです。

静かな日本庭園や神社仏閣で立ち入り禁止!の立て札がドドーンと立っているよりも、この止め石がちょこんと置かれている方が景観も損ねず風情もありますよね。

茶会などでは茶室までの道案内の役割も果たしたりするそうです。

 

この止め石、スタッフCは随分前に見たことがあります。

当時は止め石については何も知らず、ちょんと置いてある石がとても可愛く見え「なにこれ可愛い~!」と大喜びしていた記憶があります。

その時は物理的にもその石の先に入ることは出来なかったため、立ち入りはしなくてすみましたが…。

何も知らなかった時だとうっかり入ってしまったかも…。

今知れて良かったとしみじみ思います。

 

ちなみにこの止め石は自作することもできます。

止め石で検索すると作り方を動画で上げてくださっている方もおられます。

手ごろな石があったらちょっと作ってみるのも楽しいかもしれません。

 

画像検索するとちょんと置かれている様が可愛い止め石の写真がいっぱい出てきます。

日本庭園、奥が深いですね。

 

 

 

 

スタッフC&イエリアン&助手

 

 

 

 

 

 

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