2023/05/03
大変なことが起こりました!
なんと!
ご近所さんから時鮭をいただいてしまったのです!
時鮭と書いて「ときしらず」と読みます。
春から夏にかけて捕れる鮭です。
鮭は産卵の時期である秋から冬の初めに捕れる秋鮭がよく知られていて食べられていますが、ときしらずは秋鮭とは捕れる時期が違うのです。
まだ若い魚体なので産卵の為の体の作りにはなっておらず、そのぶん栄養が体中に行き渡っていて脂がのっているのだそうです。
秋鮭とは時期が外れて漁獲されることから「その時ではない」という意味で「ときしらず」と呼ばれるのだとか。
ちなみに秋鮭は北海道の川で産まれて秋に産卵のために戻ってくる鮭。
時鮭はロシアで産まれて北海道の沿岸までやってくる鮭なのだそうです。
1年に1度だけ、しかも捕れる量も多いわけではなく、脂がのっていて大変美味な時鮭は高級魚です。
数切れでも結構良いお値段がつくその魚を、なんと丸々1尾いただいてしまったのです!
スタッフC家、お祭り騒ぎです。
捌いて半身になった時鮭。
色の鮮やかさと艶が素晴らしいです。
この透明感!
見た目からも柔らかさやジューシーさが伝わってきます。
そして、ひと口食べた瞬間。
口の中で溶けました。
お肉ではよく聞く表現ですが魚も溶けるとは。
スタッフC、びっくりです。
ほどよくねっとりとしていて、まろやかな旨味と甘さが口の中いっぱいに広がります。
柔らかく、とろりと口の中でくずれて喉を落ちていきます。
なんという美味しさ!と、感動でブルブルしながらいただきました。
途中、どうにも我慢できず焼酎のお湯割りを用意。
贅沢なひと時を過ごしました。
思いがけず、食べる事が叶った時鮭。
まだ残っているので、しっかり美味しくいただこうと思います。
スタッフC&イエリアン